「スピン」第11号が登場!ジャンルを超えた豪華執筆陣が贈る、読書の新たな境地


河出書房新社から、オールジャンルの雑誌「スピン/spin」第11号が2025年3月27日に発売される。今号は、ジャンルの垣根を越えた豪華な執筆陣が集結し、読者に新たな読書体験を提供する。
表紙を飾るのは、イラストレーター・宇野亞喜良氏の「ことば」とポール・コックス氏の絵。特筆すべきは、株式会社竹尾とのコラボレーションによる特殊な紙の使用だ。表紙には「フレンチマーブル」、目次には「江戸小染 かすみ」が採用され、視覚と触覚で楽しめる仕上がりとなっている。
内容面では、芦沢央、一穂ミチ、大森美香、尾崎世界観、恩田陸、堂場瞬一、中村文則、藤沢周といった人気作家による連載小説が続々と掲載。さらに、福田節郎氏の短篇「我々に罪はない」や、大滝和子氏の短歌、岡野大嗣氏と安福望氏のコラボレーション作品など、多彩なジャンルの作品が一冊に凝縮されている。
注目の企画として、最果タヒ氏による「キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる」連載の第8回「魔法少女まどか☆マギカ詩集」や、福田和代氏による警察小説「心の声を聴く」も見逃せない。また、清繭子氏のエッセイ「小説家になりたい人、イヤになる」では、作家志望者の葛藤と未来への展望が綴られている。
「スピン」は河出書房新社の創業140周年カウントダウン企画として誕生した雑誌で、今回で11号目を迎える。今年からは「スピン」から生まれた本が書店に並ぶ予定もあり、さらなる展開が期待される。
定価330円(税込)のA5判で、全176ページの充実した内容となっている本誌。文学愛好家はもちろん、新しい読書体験を求める読者にとって、まさに待望の一冊と言えるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000907.000012754.html