障がい者アートが商品パッケージに!久原本家グループ「くばらだんだんアート2025」北海道で表彰式開催


多様性のある社会の実現に向けた取り組みとして注目を集めている「だんだんアートプロジェクト」。久原本家グループが主催するこのプロジェクトの一環として、2025年3月28日に札幌で「くばらだんだんアート2025北海道地区表彰式」が開催されることが発表された。
「だんだんアートプロジェクト」は、障がいのある方々の社会参加を促進するために立ち上げられた画期的な取り組みだ。全国から寄せられた作品の中から選ばれた入賞作は、久原本家グループの商品パッケージや福岡市内を走るラッピングバスのデザインとして採用される。さらに、採用作品にはデザイン利用料が支払われ、障がいのある方の経済活動への参加を支援している。
今回の北海道地区表彰式では、「わたしは魔法の料理人!わくわくメニューをめしあがれ!」というテーマで募集された965作品の中から、北海道の応募作品を対象に「大賞」と「コープさっぽろ賞」の表彰が行われる。特筆すべきは、地元企業のコープさっぽろが新設した「コープさっぽろ賞」だ。同社理事長の大見英明氏も審査に参加し、地域に根ざしたプロジェクトとしての意義を高めている。
表彰式当日は、受賞した11作品が会場内で展示される予定だ。さらに、7月には受賞作品を含む展示会も計画されており、アートを通じた社会貢献の輪が広がりつつある。大賞およびコープさっぽろ賞を受賞した作品は、コープさっぽろのギフト商品の段ボールにデザインされるという。
久原本家グループは1893年創業の老舗食品メーカーで、「博多 椒房庵」「茅乃舎」「くばら」などのブランドを展開している。同社の社会貢献活動の一環として始まった「だんだんアートプロジェクト」は、障がい者の才能を社会に広く知らしめる重要な役割を果たしている。
この取り組みは、アートを通じて障がい者の社会参加を促進するだけでなく、企業と地域社会の連携を深める良い例となっている。今後も、このようなプロジェクトを通じて、多様性のある社会の実現に向けた動きが加速することが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000199.000079541.html