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南紀白浜の自然が生んだアート!川久ミュージアムで渡邊慎二郎の個展「他者の気配」開催

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
Photo by Manabu Shimoda(プレスリリースより)

南紀白浜の自然美が芸術と融合する。Karakami HOTELS&RESORTS株式会社が運営する川久ミュージアムで、注目の現代アーティスト渡邊慎二郎による個展「他者の気配 - Neighbor's Presence」が2025年4月1日から5月11日まで開催される。

紀南アートウィーク実行委員会のディレクション・キュレーションのもと、渡邊氏は紀南地域に滞在し、その独特な自然風景からインスピレーションを得た新作を中心に展示を構成。番所山、海岸線、岩壁群といった紀南の魅力的な景観が、私たちの内なる「自然とのつながり」を静かに呼び覚ます作品群として生まれ変わる。

1995年愛知県生まれの渡邊慎二郎氏は、東京藝術大学大学院博士課程に在籍中。「空間に身を浸すことで立ち上がる風景や感覚との対話」をテーマに、人間の中に眠る植物的感性を引き出し、生き物としての本質に迫る作品を制作している。過去には「Dyadic Stem」や「Reborn-Art Festival」など、注目を集める展覧会に参加してきた実力派アーティストだ。

会場となる川久ミュージアムは、ホテル川久内にある美術館。和歌山県西牟婁郡白浜町に位置し、周辺の自然環境と調和した外観が特徴的だ。開館時間は10:30から18:00(最終入場17:30)で、入場料は一般1,000円、高大生800円。中学生以下は無料で入場できる。

本展は、南方熊楠記念館やアウラ現代藝術振興財団、Artport株式会社の協力のもと実現。地域の文化資源と現代アートの融合により、新たな芸術体験を提供する。白浜町民と障がい者手帳所持者は無料で入場できるため、地域の方々にとっても貴重な芸術鑑賞の機会となるだろう。

自然と芸術が織りなす独特の世界観を体験できる本展。南紀の魅力を再発見し、現代アートの新たな可能性を探る絶好の機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000049009.html