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愛媛県東温市が挑む!プロ仕様サッカー場とシクロクロスコースで地域活性化へ

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報道発表
整備エリア全景(プレスリリースより)

愛媛県東温市が、スポーツを通じた地域活性化に本気で取り組んでいる。「愛媛・重信川最上流のまちから拡がるスポーツ交流プロジェクト」と銘打ち、東京ドーム約2個分もの広大な河川空間を活用した一大スポーツ拠点の整備を進めているのだ。

このプロジェクトの目玉は、プロ仕様の天然芝を備えたサッカーグラウンドと、全長約2キロの本格的なシクロクロスコース。さらに、愛媛県内最大級のスケートボード場も併設される。これらの施設が完成すれば、四国や中国地方を中心に、全国からスポーツ愛好者が集まる新たな聖地となる可能性を秘めている。

特筆すべきは、サッカーグラウンドがプロチーム・愛媛FCの練習拠点としても活用される点だ。平日の空き時間を有効活用し、トレーニングマッチやファンとの交流イベント、青少年向けサッカー教室の開催も予定されている。これにより、地元の子どもたちがプロ選手と身近に触れ合える機会が生まれ、スポーツ振興にも一役買うことだろう。

シクロクロスコースは、専門家の助言を得て設計されており、練習ゾーンと本格的なコースを備える。定期的に大会が開催される予定で、自転車競技ファンの注目を集めそうだ。また、スケートボード場は初級者から中級者向けのセクションを全面コンクリート型で整備。アーバンスポーツの聖地として、若者を中心に人気を集めることが期待される。

東温市は、この一大プロジェクトを通じて年間15万人を超える交流人口を見込んでいる。重信川の豊かな自然環境を活かしつつ、スポーツを軸とした新たな観光資源を創出することで、地域経済の活性化を図る狙いだ。

施設の名称は「東温スポーツフィールド」に決定し、愛称は市民公募により「CRO×SPO東温(くろすぽとうおん)」に決まった。サッカーグラウンドは2027年4月、シクロクロスコースは2027年4月、スケートボード場は2026年4月の供用開始を予定している。

東温市の挑戦は、スポーツを通じた地方創生の新たなモデルケースとなるかもしれない。今後の展開に、全国の自治体関係者からも熱い視線が注がれそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000141624.html