ポラスグループの中央グリーン開発株式会社が手掛けた2つの分譲地が、国際的なデザインアワード「MUSE Design Awards 2025」で高い評価を受けた。「Be GRACE SHINKASHIWA」と「Be GRACE MOTOYAWATA T-SQUARE」が、それぞれ金賞と銀賞を複数部門で受賞。この快挙により、ポラスグループは2021年から5年連続でMUSE Design Awardsを受賞する快挙を達成した。

「Be GRACE SHINKASHIWA」は、デザイナー河内忠夫氏による作品で、Architectural Design – Residential部門、Low Cost Housing部門、Multi Unit Housing Low Rise部門の3部門で金賞を獲得。この分譲地は、3棟の住宅が集まる独特のエントランススペースが特徴的だ。子どもたちの社会性を育む空間設計により、将来の創造的社会活動につながる環境づくりを目指している。

一方、「Be GRACE MOTOYAWATA T-SQUARE」は、デザイナー田中秀幸氏の手によるもので、Architectural Design – Low Cost Housing部門で金賞、Tiny Houses部門とPlazas部門で銀賞を受賞した。街角に位置する四角い門状のフレームと中央の四角いテラスが特徴的で、ミニキャンプなど家族の新しい過ごし方や、住人同士のコミュニケーションを促進する設計となっている。

MUSE Design Awardsは、2015年にInternational Awards Associate（IAA）によって設立された国際的なデザインアワードだ。世界中の優れた独創的なデザイン作品を表彰し、デザイン界の基準をさらに高めることを目的としている。

ポラスグループのこの度の受賞は、日本の住宅デザインの革新性と質の高さを世界に示すものとなった。コストパフォーマンスに優れながらも、住民のライフスタイルや地域コミュニティを考慮した設計が高く評価されたことは、今後の住宅開発のトレンドにも大きな影響を与えるだろう。

住宅業界において、デザイン性と機能性の両立は常に課題となっているが、ポラスグループの今回の受賞作品は、その解決策の一つを提示したと言える。今後も、日本の住宅デザインが世界で注目され、評価されることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000269.000009436.html