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波が奏でる新次元アート!長岡造形大学とGugenkaが開発したMRコンテンツが話題沸騰中

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アート・絵画・工芸
彫刻・オブジェ
報道発表
プレスリリースより

アートの世界に新たな波が押し寄せている。株式会社Gugenkaと長岡造形大学の金山正貴准教授が手を組み、波をテーマにしたアート作品とMR(複合現実)技術を融合させた革新的なコンテンツを開発した。この取り組みは、2023年3月24日に京都工芸繊維大学で開催されたヒューマンインターフェース学会の研究会で発表され、アート界に注目されている。

開発されたMRコンテンツは、物理的なアート作品とデジタル技術を巧みに組み合わせることで、鑑賞者の感覚を拡張し、作品との新たな対話を生み出す。その中心となるのが、「波のオブジェ」と呼ばれる独特な作品だ。アクリル板を指で弾くと、まるでウェーブマシンのように波が生まれる。この物理的な動きにMR技術を重ね合わせることで、視覚的な波のエフェクトとピアノのような電子音が加わり、鑑賞者を幻想的な世界へと誘う。

金山准教授は、この作品を「AugmentedWaves」と名付け、その魅力について語る。「鑑賞者がヘッドマウントディスプレイを装着し、アクリル板の表面に触れると、水面が空間に広がるように変化します。視覚や聴覚を通じて、より深い感覚的なつながりが生まれるのです」。さらに、複数の鑑賞者が同じMR空間内で体験を共有できる点も、この作品の大きな特徴だという。

このプロジェクトを支えるGugenkaは、「キャラクター × XR」を世界に発信するXRクリエイティブスタジオとして知られている。デジタルフィギュア「ホロモデル」の提供や、様々なXRイマーシブイベントの企画など、先端技術とエンターテインメントの融合に力を注いでいる企業だ。

アートとテクノロジーの境界線を押し広げるこの取り組みは、今後のアート鑑賞のあり方に大きな影響を与えることが予想される。波のように揺らぐ現実と仮想の狭間で、私たちはどのような新しい感覚を得ることができるのか。その答えを探る旅が、今まさに始まろうとしている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000074603.html