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建築界に新風!一般投票で決まる「TECTURE AWARD」、初開催で3.5万票の熱狂

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デザイン
建築・設計・景観デザイン
報道発表
プレスリリースより

建築・インテリア業界に新たな風を吹き込む空間デザインアワード「TECTURE AWARD」が初開催され、その結果が発表された。tecture株式会社が主催するこのアワードは、従来の審査員制度を覆し、一般投票によって受賞作品を決定するという画期的な試みだ。

国内外から875作品がエントリーし、延べ35,173票が投じられるという予想を上回る盛り上がりを見せた。21,588人が投票に参加し、建築やインテリアデザインへの関心の高さが浮き彫りになった。

グランプリに輝いたのは「エバーフィールド木材加工場」。小川次郎氏、小林靖氏、池田聖太氏らによる共同プロジェクトだ。2位には「SANU CABIN MOSS」、3位に「指宿白水館 白砂の間」が選ばれた。これらの作品は、デザインの革新性や空間の魅力が一般の人々の心を掴んだ証といえるだろう。

「TECTURE AWARD」の特徴は、透明性の高い投票プロセスにある。特設サイトでは全応募作品を公開し、リアルタイムで投票数を可視化。この開かれた姿勢が、多くの人々の参加を促したと考えられる。

また、空間デザインプラットフォーム「TECTURE」に登録済みのプロジェクトから簡単にエントリーできる仕組みも導入。これにより、設計者の応募ハードルを下げることに成功した。

tecture株式会社の山根脩平CEOは、「従来の審査員審査とは異なるアプローチに挑戦し、建築やインテリアデザインの評価軸を多様化することができた」と手応えを語る。今回の成功を受け、2025年の開催も既に予定されているという。

「TECTURE AWARD」の登場は、建築・インテリア業界に新たな可能性をもたらした。一般の人々と専門家の垣根を越えた対話の場を創出し、業界全体の発展に寄与することが期待される。今後、このアワードがどのように進化し、空間デザインの未来を形作っていくのか、注目が集まっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000055207.html