犬や猫の殺処分ゼロを目指す公益財団法人どうぶつ基金が、第16回「いのちつないだワンニャン写真動画コンテスト」の開催を発表した。このコンテストは、「買わずに飼ってね」をコンセプトに、命を買わない選択肢について広く知ってもらうことを目的としている。

対象となる被写体は、行政や動物愛護団体、個人ボランティアから譲渡された犬や猫、保護された犬や猫、さくらねこや地域猫だ。昨年度は2,038点もの応募があり、入賞・入選作品は写真展で展示された。

今回のコンテストでは、人気猫写真家の沖昌之氏が新たに審査員に加わる。森田恭通氏をはじめとする6名の審査員が、入賞・入選作品を決定する。

応募期間は2025年4月1日から7月31日まで。誰でも参加可能で、1人10作品まで応募できる。環境大臣賞や大阪府知事賞など、豪華な賞が用意されている。

どうぶつ基金は1988年に設立された民間・非営利の動物愛護団体だ。「さくらねこTNR」や多頭飼育崩壊の犬・猫の無料不妊手術、里親探しの支援など、様々な活動を行っている。

このコンテストは、単なる写真コンテストではない。私たちが日々接している愛犬・愛猫の姿を通じて、命の大切さや動物愛護の重要性を社会に発信する機会となっている。あなたの愛犬・愛猫の写真が、殺処分ゼロという大きな目標への一歩となるかもしれない。

応募はコンテスト公式サイト（https://contest.doubutukikin.or.jp/）から行える。入賞作品展は2025年11月上旬に開催予定だ。愛おしい瞬間を切り取った作品で、動物愛護の輪を広げてみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000033795.html