防犯ミラーの力で痴漢撲滅へ!コミー株式会社が画期的な取り組みに参画


痴漢被害の撲滅を目指す新たな取り組みが始まる。一般社団法人痴漢抑止活動センターが主催する「第11回痴漢抑止バッジデザインコンテスト」に、防犯ミラーのトップメーカーであるコミー株式会社が協賛を決定した。この連携により、視覚の力を活用した犯罪抑止の新たな可能性が開かれようとしている。
痴漢抑止バッジは、「痴漢は犯罪です」などのメッセージとイラストをデザインしたバッジで、中高生の通学カバンに取り付けることで痴漢を未然に防ぐ効果が期待されている。このバッジのデザインを公募するコンテストは2015年から開催されており、2025年に第11回を迎える。
今回のコミー株式会社の参画は、「見られていることが犯罪抑止になる」という共通の視点から実現した。同社は金銭的な協賛に加え、最終審査への社員参加も予定しており、防犯分野における専門知識を活かした新たな企業協賛のモデルとなることが期待されている。
痴漢抑止活動センター代表理事の松永弥生氏は、「痴漢の被害をなくしたいという想いに、企業の技術や視点が加わることで、より社会的インパクトのある活動が実現できる」と期待を寄せている。今後も市民と企業が協力して公共の安全を守る仕組みづくりを進めていくという。
第11回コンテストは2025年8月1日から9月10日まで応募を受け付ける予定だ。デザイナーを志す学生が対象で、警察庁や文部科学省、国土交通省なども後援に名を連ねる。西日本旅客鉄道株式会社や阪急電鉄株式会社なども協賛企業として参加する。
防犯ミラーと痴漢抑止バッジ、二つの「視覚的抑止力」が連携することで、より効果的な犯罪防止策が生まれる可能性がある。この画期的な取り組みが、安全で快適な社会の実現にどのような影響を与えるのか、今後の展開に注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000021637.html