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江戸川乱歩と杉原千畝の意外な接点!青柳碧人が描く感動の友情物語『乱歩と千畝』が話題沸騰

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報道発表
プレスリリースより

日本文学界に新たな旋風を巻き起こす注目の一冊が登場した。青柳碧人氏による長篇小説『乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO』が、2025年5月14日に新潮社から刊行される。本作は、日本の探偵小説の巨匠・江戸川乱歩と、「命のビザ」で知られる外交官・杉原千畝という、一見すると接点のなさそうな二人の意外な関係性に焦点を当てた意欲作だ。

物語は、フリーターだった江戸川乱歩(本名・平井太郎)と学生時代の杉原千畝が、早稲田界隈のカツ丼屋で偶然出会うシーンから始まる。実は二人は高校(愛知五中)と早稲田大学の先輩後輩という意外な関係性があったのだ。まだ何者でもない青年だった二人が、作家と外交官という大それた夢を抱きながら、浅草の路地を歩き、語り合い、それぞれの道を歩んでいく姿が生き生きと描かれている。

本作の特筆すべき点は、著者の青柳碧人氏が従来のミステリーの手法を「封印」し、斬新な発想で今までの枠を超えた大きな物語を紡ぎ出していることだ。若き横溝正史や松岡洋右との出会い、そして推理小説界のレジェンドたちが登場する終盤は、読者の心に熱いものを残すという。

すでに本作を読んだ作家・門井慶喜氏は、「読後の印象ののびやかさ、ふところの広さは格別である。青柳碧人はこの一作によって、いきなり歴史小説の大物となった」と絶賛のコメントを寄せている。また、装画は漫画家・鳩山郁子氏による書き下ろしイラストが採用され、作品の世界観をより豊かに彩っている。

青柳碧人氏は、『むかしむかしあるところに、死体がありました。』で第17回本屋大賞にノミネートされるなど、近年注目を集める実力派作家だ。読みやすく明るい文体で、ひねりの効いた作品を多く生み出し、幅広い年代のファンを獲得している。

『乱歩と千畝 RAMPOとSEMPO』は、単なる歴史小説や伝記小説の枠を超え、青春小説であり、人生の物語であり、そして何より「二人の友情」を描いた感動作となっている。日本文学史に新たな1ページを刻む本作が、どのような反響を呼ぶのか、今から期待が高まる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002002.000047877.html