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原宿の新名所ハラカドで注目の写真展!2人のカメラマンが魅せる「日常」と「境界」の世界

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報道発表
<UNKNOWN>(プレスリリースより)

原宿の新たなランドマーク「ハラカド」が1周年を迎え、注目の写真展が開催される。3階にある「THE COFFEE BREW CLUB GALLERY」で、4月10日から19日まで、柏木瑠河と木下ロコという2人の気鋭のカメラマンによる個展が同時開催されるのだ。

柏木瑠河の「Objects in Flux」は、日用品や廃棄物が持つ新たな可能性を探る試みだ。日常的なオブジェクトが、鑑賞者との対話を通じて予想外の物語や価値を生み出す様子を捉えている。ブードゥー教の儀式や象徴性にも着目し、物質世界と精神世界の境界を曖昧にする独特の世界観を展開する。

一方、木下ロコの「boundary(かいそう)」は、自己と他者、個人と社会の境界線上を漂う感覚を表現した作品群だ。特に印象的なのは、フロア間を自動的に移動するエスカレーターの連作。思考停止状態で移動する現代人の姿を、静かに、しかし鋭く切り取っている。

この展示が行われる「THE COFFEE BREW CLUB GALLERY」は、ガラスで区切られた空間全体を使って世界を表現できる特徴的な場所だ。絵画やイラスト、写真作品はもちろん、什器を使用した展示会やポップアップイベントにも適しており、月に3〜4回のペースで展示が入れ替わる活気あふれるスペースとなっている。

「ハラカド」は、クリエイティブディレクター大木秀晃率いる株式会社OOAACCが手掛けたプロジェクトの一つ。「課題を価値に変えていく」をパーパスに、企業ブランディングから都市開発まで幅広い分野で活躍する彼らの新たな挑戦だ。

東京の中心地・原宿で開催されるこの写真展は、日常に潜む非日常や、私たちが無意識に感じている「境界」の存在を鮮やかに描き出す。アート愛好家はもちろん、都市生活者の誰もが共感できる世界観が広がっている。入場無料で、11時から23時まで開催されるので、仕事帰りにも気軽に立ち寄れるだろう。新しい視点で世界を見つめ直すきっかけになるかもしれない、見逃せない展示会だ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000153322.html