小説投稿サイト「小説家になろう」で開催される国内最大級の小説コンテスト「第13回ネット小説大賞」が、2025年4月24日から作品募集を開始する。このコンテストは、応募総数が2万作品を超える大規模なイベントとして知られており、今回も白熱した競争が予想される。

本コンテストの特徴は、スマートフォンひとつで簡単に応募できる手軽さと、ジャンルや文字数に制限がないという自由度の高さだ。完結していない作品でも応募可能なため、幅広い層の作家が参加しやすい環境となっている。

今回のコンテストでは、小説部門、コミック部門、WEBTOON部門の3部門が設けられ、各部門でグランプリ100万円をはじめとする豪華な賞金が用意されている。また、20社もの協賛企業が参加しており、業界からの注目度の高さがうかがえる。

過去の受賞作品の中には、「異世界居酒屋『のぶ』」のようにシリーズ累計670万部を突破する大ヒット作も生まれている。さらに、「白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます」など、アニメ化される作品も続々と登場している。

コンテストの魅力は受賞のチャンスだけではない。応募作品に対して運営スタッフが感想を届ける「感想サービス」や、BL作品応募者を対象とした「BLイラストプレゼント企画」など、参加者が楽しめる企画も用意されている。

電子コミック市場の拡大に伴い、「ネット小説大賞」の規模も年々拡大している。前回の開催では22社が協賛し、2万件を超える応募作品から75作品が受賞。受賞倍率は277倍にも達した。

応募期間は2025年4月24日から7月23日まで。結果発表は9月下旬を予定している。小説家を目指す人はもちろん、趣味で執筆を楽しむ人にとっても、このコンテストは大きなチャンスとなるだろう。才能あふれる新人作家の登場に、業界関係者からも熱い視線が注がれている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000049917.html