京都で話題沸騰!SNS時代の新たな肖像画「SELFY」展が開催


京都の文化の中心地、京都 蔦屋書店で、現代アートの最前線を体感できる展覧会が開催される。話題のアーティスト・山口真人による「SELFY - Superficial Aesthetic - EXCLUSIVE POP-UP」が、2025年4月25日から5月18日まで行われる。
山口真人は、グラフィックデザイナーから現代アーティストへと転身し、SNS時代を象徴する作品群「SELFY」シリーズで注目を集めている。今回の展覧会は、約300点もの作品を収録した画集『SELFY - Superficial Aesthetic -』の刊行を記念したものだ。
「SELFY」シリーズは、現代社会におけるセルフィー(自撮り)文化を鋭く切り取った作品群だ。山口は、SNSで溢れる加工された自撮り写真をモチーフに、現代人のアイデンティティや自己表現の在り方に迫る。匿名性の高いキャラクターや加工されたようなビジュアルを通じて、私たちが本当に「自分自身」を生きているのかという根源的な問いを投げかける。
展覧会では、原画やドローイングの展示に加え、サイン会やトークイベントも予定されている。特に注目は、現代美術史家の沓名美和氏を迎えてのトークイベントだ。山口の作品が持つ時代性や、現実とバーチャルの境界が曖昧になる「トランスリアリティ」について、深い洞察が得られるだろう。
また、展示作品の販売も行われる。アートコレクターはもちろん、現代アートに興味を持つ人にとって、貴重な機会となりそうだ。さらに、画集『SELFY-Superficial Aesthetic-』も販売される。日本語、英語、中国語の3か国語で解説が付き、国際的な注目度の高さがうかがえる。
SNSが日常に溶け込み、自己と他者の境界が曖昧になる現代。山口真人の「SELFY」シリーズは、そんな時代を生きる私たちの姿を映し出す鏡となるかもしれない。京都の歴史ある街並みの中で、最先端のアートに触れる。そんな贅沢な体験ができるこの展覧会は、見逃せない文化イベントとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001070.000058854.html