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大阪・関西万博と同時開催!「Study:大阪関西国際芸術祭2025」が全会場フルオープン、20カ国65組のアーティストが参加

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

2025年4月11日から10月13日まで、大阪・関西万博と同時期に開催される「Study:大阪関西国際芸術祭2025」が、全会場でフルオープンすることが発表された。20の国と地域から65組のアーティストと6名のキュレーターが参加する大規模な国際芸術祭だ。

本芸術祭は、大阪・関西万博の会場をはじめ、安藤忠雄氏設計の大阪文化館・天保山、黒川紀章氏設計の大阪府立国際会議場、さらに西成・船場エリア、1970年万博開催地の万博記念公園にある国立民族学博物館など、大阪を象徴する各地で展開される。

「アート×ヒト×社会の関係をStudyする芸術祭」をコンセプトに、6つの章に分かれた展示が行われる。第1章では万博会場内でパブリックアート作品を展示し、第2章では大阪文化館・天保山で人間とは何かを問う「Reshaped Reality」展を開催。第3章では大阪キタエリアで「思弁的な音楽 / New Storytelling」展を、第4章では西成エリアで地域の変容とアートの可能性を探る。

さらに第5章では船場エリアで「Re: Human ─ 新しい人間の条件」展を開催し、第6章では大阪国際会議場で日韓合同の国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」を実施する。また、国立民族学博物館では、1970年の大阪万博と2025年の本芸術祭、大阪・関西万博を時代をこえて接続する象徴的な展示が行われる。

参加アーティストには、マウリツィオ・カテラン、ロン・ミュエク、金氏徹平、森村泰昌など国内外の著名作家が名を連ねる。また、俳優ののんも「背中に結んだリボン(こけし灯籠)」という作品を出展する。

本芸術祭は、大阪・関西万博と大阪一帯をつなぐ役割を担い、文化芸術・経済活性化、そして社会課題の顕在化を意味する「ソーシャルインパクト」をテーマに掲げている。単なる一過性のイベントではなく、都市の魅力として定着し、成長戦略として継承・発展する文化芸術イベントの創造を目指している。

チケットは公式サイトで販売中だが、本芸術祭のチケットでは大阪・関西万博には入場できないので注意が必要だ。アートを通じて大阪の魅力を再発見し、未来を考える機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000028825.html