静岡県内初となるスマートホーム常設モデルルーム「QUOLAB静岡」が、静岡ガスの「エネリアショールーム静岡」内にオープンした。この施設では、mui Lab株式会社の「muiボード」と三菱地所株式会社の「HOMETACT」という最新のスマートホームソリューションを体験できる。

「muiボード」は、木製のスマートホームコントローラーで、普段は木の板として空間に溶け込み、必要な時だけタッチ操作で様々な機能を利用できる。一方、「HOMETACT」は、専用アプリやスマートスピーカーを使って複数メーカーのIoT機器をまとめて操作・管理できる総合スマートホームサービスだ。

来場者は実際にこれらの機器を操作し、暮らしに自然に溶け込むスマートホームの心地よさを体験できる。例えば、「muiボード」から「HOMETACT」のシーンを呼び出すことで、「おやすみ」や「ただいま」など生活シーンに合わせて複数のデバイスをまとめて動かすことができる。

この取り組みは、mui Lab、静岡ガス、三菱地所の3社間で2024年5月に締結した業務提携の一環として実施されている。静岡ガスは2025年夏頃から、顧客のニーズに合ったスマートホームソリューションの販売を予定しており、新築・リフォーム顧客向けの「HOMETACT」販売や既存住宅向けのスマートホームソリューション提供を計画している。

さらに、エネルギー使用量の見える化や宅内機器制御などによるエネルギーの最適利用も視野に入れており、スマートホームとエネルギーマネジメントの普及を目指している。mui Labは、スマートホームおよびエネルギーマネジメント領域における企画・実装力を活かし、静岡ガスの取り組みを今後も支援していく予定だ。

「QUOLAB静岡」は、JR静岡駅南口から徒歩7分の場所にある「エネリアショールーム静岡」内に設置されている。最新のスマートホームテクノロジーを身近に体験できる貴重な機会となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000030640.html