京都精華大学の学生作品が快挙!高知アニメクリエイターアワードで2年連続グランプリ獲得


京都精華大学マンガ学部アニメーションコースの学生たちが、「高知アニメクリエイターアワード 2025」で素晴らしい成果を収めた。卒業生のShuzukuさんの作品『鯨を夢む』がグランプリを、在学生チーム「ランデブー班」の『ジョセリン・ラン・デブ』が準グランプリを獲得。これは同大学関係者が2年連続でグランプリを受賞するという快挙となった。
四国最大級のアニメの祭典「高知アニクリ祭」の一環として開催された本アワードには、国内外から293点もの作品が集まった。プロのアニメーターや監督による厳正な審査を経て、京都精華大学の学生作品が高い評価を得たのだ。
グランプリ作品『鯨を夢む』は、約8分16秒の卒業制作アニメーション。一方、準グランプリの『ジョセリン・ラン・デブ』は7名の学生が共同で制作した約12分30秒の作品だ。これらの受賞は、京都精華大学のアニメーション教育の質の高さを示すものといえるだろう。
さらに、他の学生作品も多数の賞を受賞。『りんご飴のまじない』がアニ魂賞を、『透明標本』がオーディエンス賞と審査員特別賞をダブル受賞。『春蕾』と『夏の終わり』も審査員特別賞に選ばれた。これらの受賞作品は、高知アニクリ祭の公式サイトで期間限定で公開されている。
京都精華大学マンガ学部アニメーションコースでは、「動き」の表現を追求することに重点を置いている。感情や性格、年齢などを「動き」で表現する技術を、理論と実技の両面から学ぶ。手描きやCGの作画技術だけでなく、演出、撮影、音響など、アニメーション制作に関わるすべての専門スキルと理論を学ぶことができるのが特徴だ。
今回の受賞は、京都精華大学の教育方針が実を結んだ証といえるだろう。アニメーション業界の未来を担う若い才能たちの今後の活躍に、大きな期待が寄せられている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000011014.html