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地域の森を守る!建設会社と自治体が手を組んだ画期的な森林保全活動が始動

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報道発表
プレスリリースより

福岡県の建設会社、株式会社未来工房と熊本県湯前町が、地域の森林資源を守るための取り組みを開始した。両者は「みらいの森 ゆのまえ」協定を締結し、令和7年5月10日に第1回森林保全活動を実施する。この活動は、熊本県が推進する「企業・法人等との協働の森づくり」事業の一環として行われる。

株式会社未来工房は、創業以来約25年間、人吉・球磨地域で生産された球磨杉を使用し、「人と地球にやさしい家づくり」を掲げて住宅を施工してきた。今回の取り組みは、地域の森林資源を守り育てるための重要な一歩となる。

第1回森林保全活動は、湯前町のグリーンパレス芝生広場で開会式を行った後、湯前町字猪鹿倉山で植林活動を実施する。また、町有林内での伐採現場見学も予定されている。協定の対象となる森林は、球磨郡湯前町有林の1.54ヘクタールで、令和7年4月1日から令和12年3月31日までの5年間、植栽や獣害防護柵設置、下刈りなどの活動を行う。

株式会社未来工房の代表取締役、金原望氏は、「この取り組みを通じて、生産者と消費者、お互いの顔が見える家づくりを実現していきたい」と意気込みを語った。同社は地球環境に配慮し、長寿命かつ健康的な住まいの提供を理念としており、無垢の木材と職人の技術を活かした家づくりを行っている。

さらに、未来工房は適切な人工林の循環を促進するため、全国の工務店が参加する木育イベントや子ども向け教材の制作にも取り組んでいる。このような活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて尽力している。

今回の森林保全活動は、地域の自然環境を守りながら、持続可能な家づくりを推進する新たな取り組みとして注目を集めている。今後、この活動がどのように発展し、地域の森林資源や建設業界に影響を与えていくのか、継続的な観察が必要だろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000086291.html