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日本発の異色スリラー『ババヤガの夜』が世界を席巻!英国ミステリー賞にノミネート

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報道発表
プレスリリースより

日本の文学界に新たな快挙が生まれた。王谷晶の小説『ババヤガの夜』の英訳版『The Night of Baba Yaga』が、英国推理作家協会(CWA)主催の世界的ミステリー文学賞「インターナショナル・ダガー賞」にノミネートされたのだ。

この作品は、暴力団の会長令嬢の護衛を任された主人公が、裏社会の闇と少女の秘密に迫るスリリングな物語だ。国内外で大きな反響を呼び、英訳版の刊行後も各国のメディアから高い評価を得ている。

「テレグラフ」のスリラー・オブ・ザ・イヤーに選出されたほか、「クライム・フィクション・ラバー」最優秀翻訳賞を受賞。さらに、ロサンゼルス・タイムズの「この夏読むべきミステリー5冊」にも選ばれるなど、その評価は留まるところを知らない。

海外の読者からも熱い支持を集めており、「怒り、ユーモア、スリル満載」(The Times紙)、「女性主導のリベンジ・スリラーの極致」(Crime Fiction Lover)といった絶賛の声が寄せられている。

日本人女性作家による快進撃は、世界文学界に新たな風を吹き込んでいる。これまで横山秀夫や東野圭吾、伊坂幸太郎らの作品がノミネートされてきた同賞だが、王谷晶の快挙は日本文学の新たな可能性を示すものだ。

最終候補作は2025年5月29日、受賞作は同年7月3日に発表される予定だ。日本発の異色スリラーが、世界最高峰の舞台で輝く日は近いかもしれない。文学ファンはもちろん、スリリングな物語を求める読者にとっても、見逃せない一冊となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000921.000012754.html