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世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール」が京都国際写真祭で土壌と人間の関係性を探る写真展を開催

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報道発表
<UNKNOWN>(プレスリリースより)

世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール」が、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」に参加し、写真家・𠮷田多麻希氏の作品「土を継ぐーEchoes from the Soil」を特別展示している。この展示は、ルイナールが創設した「Ruinart Japan Award」の一環として行われており、シャンパーニュ造りの根幹である土壌と人間の関係性を探る意欲的な試みだ。

𠮷田氏は、ルイナールメゾンに滞在し、シャンパーニュ造りの現場や自然との関わりを体験。その経験をもとに、ブドウ畑の土壌と気候変動、そして人間との関係に着目した新たな視点を作品に反映させた。展示では、阿波紙という和紙を使用し、土壌の記憶を視覚的に表現。これは、人類が開発した最も古い記録媒体に記憶を刻むことで、次世代へ継承していく試みでもある。

会場となる京都・三条の「TIME'S」は、安藤忠雄氏設計による名建築。ここでは、𠮷田氏の作品展示に加え、ルイナールのシャンパーニュを楽しめるバーコーナーも併設されている。来場者は、アートとワインを通じて、土壌の個性や人間と自然の深い関係性を五感で体験できる。

ルイナールのインターナショナルアート&カルチャーディレクター、ファビアン・ヴァレリアン氏は、「𠮷田さんの作品を通じて、人間と自然がいかに接続していくかを感じていただけたら」とコメント。また、ルイナールメゾンの新しく生まれ変わった「クレイエル通り 4番」にあるパビリオンの紹介展示も行われており、3世紀に渡るメゾンの変遷と自然の営みとアートの関係性を感じられる内容となっている。

「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」は、4月12日から5月11日まで開催。今回のテーマは「HUMANITY」で、人間の営みの多様性と複雑性を照らし出す10カ国13組のアーティストの展示が行われる。ルイナールの展示は、シャンパーニュ造りの伝統と革新、そして環境への配慮を芸術的に表現した意義深いものとなっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000794.000006986.html