JR西日本ホテルズ、第4回パティシエコンテストで若手の技を競う!優勝作品は実際に商品化へ


JR西日本ホテルズが「食のデスティネーションホテル」を目指す取り組みの一環として、第4回パティシエコンテストを開催した。グループホテルから選出された7名のパティシエが、「スパイスを使用したアシェットデセールとプティフール」を課題に腕を振るった。
コンテストでは、フレンチコースの締めくくりにふさわしいデザートの考案・製作が求められ、味や独創性、コース料理とのストーリー性などを評価する「試食審査」と、調理技術や食材管理などを見る「技術審査」が行われた。外部審査員には、著名なパティシエである西原金蔵氏や音羽明日香氏を迎え、厳正な審査が行われた。
激戦の末、優勝に輝いたのはホテルグランヴィア岡山の平美沙子氏。「山椒の香るクリームチーズのムースデコポンのグラスを添えて」というアシェットデセールと、「スパイス香るキャロットケーク」というプティフールを披露した。準優勝はホテルグランヴィア京都の石井雄大氏が獲得した。
注目すべきは、優勝作品と準優勝作品が実際に商品化されることだ。平氏の作品はホテルグランヴィア岡山で、石井氏の作品はホテルグランヴィア京都で、それぞれコンテスト作品をベースとした商品が提供される予定だ。これにより、一般のお客様も高度な技術と創造性が詰まったスイーツを味わえる機会が生まれる。
JR西日本ホテルズでは、このパティシエコンテスト以外にも、和食料理コンテストやカクテルサービスコンテストなど、様々な分野でスタッフの技術向上を図るイベントを開催している。これらの取り組みを通じて、お客様により豊かな食体験を提供し、「食のデスティネーションホテル」としての価値を高めていく方針だ。
食の魅力向上に力を入れるJR西日本ホテルズ。今回のコンテストで生まれた新作スイーツは、ホテルの新たな看板メニューとなる可能性を秘めている。スパイスを効果的に使用した独創的なデザートの登場に、多くの食通が期待を寄せているようだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000850.000095932.html