JR東日本、地域共創の先駆者たちを表彰!第2回「地域共創アワード」受賞者が決定


JR東日本が主催する「第2回 JR東日本 地域共創アワード」の受賞者が決定した。このアワードは、JR東日本グループと連携して持続可能な地域づくりに取り組む個人や団体を表彰し、その活動を広く発信することで、東日本エリアの地域共創を促進することを目的としている。
最優秀賞に輝いたのは、一般社団法人 安中市観光機構だ。彼らは「鉄道文化遺産を活用した『碓氷峠廃線ウォーク』高付加価値化の取組み」で評価された。1997年に廃線となった信越本線の一部区間を、ガイド付きウォーキングツアーとして再生。さらに2024年からはナイトウォークツアーも実装し、観光コンテンツとしての価値を高めている。
優秀賞には3団体が選ばれた。VERTERE合同会社と奥多摩町(東京都)は「クラフトビールで地域活性化」プロジェクトが評価された。町有地を活用した新工場を拠点に、地域活性化イベントを開催し、雇用創出や観光需要の増加を図っている。
一般社団法人 HAKUTAIは、「山形県のさくらんぼ剪定枝を活用したアップサイクルプロジェクト」で受賞。従来は廃棄されていた剪定枝を活用した製品づくりに取り組み、基幹産業の高付加価値化を目指している。
長野県の長和町は、「コミュニティバスからフルオンデマンド乗合バスへの切換え」で優秀賞を獲得。AIオンデマンドシステムを導入し、山間地域における公共交通の利便性向上と効率化を実現した。
これらの取り組みは、JR東日本グループの地域共創ホームページで詳しく紹介される予定だ。地域と鉄道会社が手を取り合い、新しい価値を生み出す。そんな未来への希望が、このアワードには詰まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001121.000017557.html