静岡県熱海市の「ホテルニューアカオ」が、2025年の昭和100年を記念して特別なTシャツを発売することが決定した。このTシャツは、ホテル主催のデザインコンテストで選ばれた作品と、ホテルオリジナルデザインの2種類が用意される。

コンテスト最優秀作品は、東京都在住の長滝恵子さんによる「昭和の主役"ブラウン管テレビ"」。昭和世代にはノスタルジーを、若者世代にはレトロな魅力を感じさせる、世代を超えて楽しめるデザインだ。長滝さんは「自分で着たいと思っていたので、最優秀作品に選ばれてすごく嬉しいです」とコメントしている。

一方、ホテルオリジナルデザインの「新章への船出」は、ホテルニューアカオの特徴的な建築と豪華客船をイメージしたデザイン。昭和100年という節目に、新たな時代への船出を表現している。

両デザインとも、カラーはホワイト、サイズはS・M・L・XLの4種類で、価格は各4,980円（税込）。2025年4月29日より、ホテル館内で販売が開始される予定だ。

ホテルニューアカオは1973年の開業以来、熱海の象徴的存在として多くの旅行者を迎えてきた。2021年に一時閉館となったものの、2023年に"昭和98年 熱海のシンボル蘇る"をコンセプトに再出発。今回のTシャツ販売を通じて、昭和の魅力を現代に伝えつつ、新しい時代への期待を込めている。

昭和100年を迎える2025年、ホテルニューアカオは様々なイベントを予定している。このTシャツを着て熱海を訪れれば、昭和の雰囲気と現代のおもてなしが融合した特別な体験ができるかもしれない。昭和ファンはもちろん、レトロな雰囲気に興味がある若い世代にもおすすめの一品となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000155073.html