子どもの創造性を育むことの重要性が叫ばれる中、ユニークな取り組みを行う教育施設が注目を集めている。それが、ベイビートーイが運営する4歳からのクリエイティブスクール「アートデザインラボ」だ。2024年度の活動実績が発表され、その革新的なアプローチと成果に多くの関心が寄せられている。

「アートデザインラボ」は、「すべての子どもたちの好奇心と表現を守る」というミッションのもと、2018年に世田谷区でスタートした。「頭の中を、おどろかそう！」をコンセプトに、VUCA時代に求められるスキルを育成。これまでに約500クラスが開催され、96名の子どもたちが50種類以上のジャンルで作品を生み出してきた。

2024年度は特筆すべき成果を上げた年となった。第18回キッズデザイン賞「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」においてキッズデザイン協議会会長賞を受賞。さらに、「Maker Faire Tokyo 2024」での作品展示や、子ども自身がファシリテーションを行う「コドモデパート」の実施など、子どもたちの活動の場が大きく広がった。

デジタルツールの活用も進み、LINE公式内での「いつでもアート」企画や、AIファシリテーターの導入など、家庭でも創造性を育む環境づくりをサポート。ファシリテーターの研修にも力を入れ、質の高い指導を維持している。

2025年度はさらなる飛躍を目指し、クラス数を144に増設。新規生30名の受け入れを計画するほか、個々の成長を記録するクリエイティブノートの導入や、保護者向けオンラインコミュニティの開設など、多角的なアプローチで子どもたちの創造性を育んでいく。

「アートデザインラボ」の取り組みは、従来の教育の枠を超え、子どもたちの無限の可能性を引き出す新しい形の学びを提示している。今後の展開に、教育関係者のみならず、多くの人々が注目している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000130142.html