話題の新人作家から人気作家まで！『小説野性時代』5月号が豪華ラインナップで配信開始

2025/04/26

月刊文芸小説誌『小説野性時代』の電子版2025年5月号が、4月25日より配信されました。今号は新人からベテランまで、豪華な執筆陣による作品が揃い、文学ファンの期待に応える内容となっています。

注目の新連載は、『アイドル失格』で話題を呼んだ安部若菜による『描いた未来に君はいない』。「私のこと、殺してくれる？」という衝撃的な一言から始まるこの恋愛小説は、読者の心を掴んで離さないことでしょう。

また、人気作家ブレイディみかこの読み切り『ある督促ガールの手記私労働小説―ザ・シット・ジョブ―』も見逃せません。信販会社での督促業務を通じて、現代社会の縮図を鋭く描き出しています。

さらに、第16回小説野性時代新人賞の受賞作も発表。新たな才能の登場に、文学界が湧き立っています。

連載陣も充実しており、安壇美緒の『イオラのことを誰も知らない』は、夫の上司を刺した女性の物語を通じて現代の暴力を浮き彫りにする意欲作。坂井希久子の『大江戸ぐるまん』は、江戸時代の食文化を生き生きと描き出し、読者を楽しませています。

蝉谷めぐ実の『見えるか保己一』は、盲目の学者が「見た」世界に迫る斬新な視点で、歴史小説の新境地を開拓。これらの作品が、読者の想像力を刺激し、豊かな読書体験を提供することでしょう。

『小説野性時代』電子版は、毎月25日に配信。定価385円（税込）で、様々な電子書籍プラットフォームで購入可能です。文学の最前線を体感したい方には、まさに見逃せない一冊となっています。