ビジネスの世界で成功するために、芸術を学ぶ必要があるかもしれない。そんな斬新な発想に基づいたイベントが、5月15日（木）に開催される。VOOX Future Labが主催する「VOOX Future Lab #7」では、『ビジネスで成功する人は芸術を学んでいる』という書籍を深掘りし、アートとビジネスの接点を探る。

近年、日本でもアートとビジネスの融合が注目を集めている。経済産業省の研究会でも、アート思考が新たな価値創造の手段として活発に議論されているという。AIの台頭や価値観の多様化により、従来の論理やスキルだけでは対応できない局面が増えているのだ。

このイベントで取り上げられる書籍は、工学修士から外資系コンサルティングファームを経て、美術大学で学び直した著者の経験に基づいている。社会に出てから気づいた「足りない要素」を補うため、アートの力をビジネスに応用する方法を模索した結果が詰まっているという。

イベントは、Moon Creative Labの東京オフィスで開催される。参加者は自己紹介から始まり、書籍の概要説明を聞いた後、実際にアートのワークショップを体験できる。ファシリテーターを務めるのは、慶應義塾大学で心理学を専攻し、現在は神経美学の研究に取り組む葛貫由花氏だ。

主催のVOOX Future Labは、リベラルアーツを基盤に、未来を創るテーマや領域横断の議論、知性の社会実装を軸に活動している。今回のイベントも、そうした理念に基づいた取り組みの一環と言えるだろう。

ビジネスパーソンにとって、アートは単なる趣味の域を超えた、新たな視点や創造性を育む重要なツールになりつつある。このイベントは、そんな時代の潮流を体感できる貴重な機会となりそうだ。参加を検討している方は、公式サイトからの申し込みをお忘れなく。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000408.000060069.html