横浜の老舗酒屋が挑む新たな冒険!世界へ羽ばたくクラフトビールの秘密とは


横浜の地で150年以上の歴史を誇る老舗酒屋、株式会社坂口屋が新たな挑戦を始めた。同社が手掛けるクラフトビールブランド「TDM 1874 Brewery」が、横浜・天王町に新醸造所を開設するプロジェクトを立ち上げたのだ。
この野心的な計画を実現するため、同社はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で資金募集を開始。目標金額は200万円で、募集期間は2025年4月25日から6月15日までとなっている。
新醸造所の生産量は現在の約3倍に拡大される予定だ。最新のアメリカ製設備を導入することで、品質と製造効率の向上も図る。これにより、TDM 1874 Breweryは次のステージへと進み、より多くの人々に本当に美味しいと感じられるビールを届けることを目指している。
プロジェクトの成功後、同社は3つの約束を掲げている。まず、品質向上によりさらに美味しいビールを提供すること。次に、横浜の魅力とともにクラフトビール文化を根付かせること。そして、TDMのビールを世界に向けて本格的に展開することだ。
クラウドファンディングでは、ユニークなリターンも用意されている。新ブルワリーで初めて醸造される限定ビールセットや、オープニングパーティーへの招待、歴代ラベルデザインを活かした特別オリジナルグッズなど、ファンにとって見逃せない特典が揃う。
TDM 1874 Breweryは、これまでに国内外のコンテストで金賞を受賞するなど、その品質の高さが評価されてきた。横浜産の素材や厳選されたホップ・モルトを使用し、地域に根ざしたクラフトビールとして、伝統を受け継ぎながら新たな挑戦を続けている。
坂口屋跡取り娘で、TDM 1874 Breweryの加藤葉月氏は、「この挑戦は私一人の力では決して成し遂げられません。共に歩んでくれる家族や仲間の支え、そしてビールを世界クラスへと高めてくれるイギリス・ポーランド出身の醸造家たちの国際的な視点と情熱があってこそ実現できるものです」と語る。
横浜の伝統と革新が融合したこのプロジェクトは、日本のクラフトビール業界に新たな風を吹き込むかもしれない。世界に羽ばたく日本のクラフトビールの未来に、注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000139143.html