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伝説のロッカー泉谷しげる、サイバーパンクの世界に挑む!個展で魂の叫びを放つ

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
<UNKNOWN>(プレスリリースより)

音楽界の異端児として知られる泉谷しげるが、新たな挑戦を始める。2025年5月16日から6月15日まで、東京・表参道のtHE GALLERY OMOTESANDOにて個展「サイバーパンク展」を開催する。この展示会は、泉谷の隠れた才能である画家としての一面を披露する貴重な機会となる。

泉谷は、「漫画家になりたかった音楽家」と自認しており、70年代から独自のサイバーパンクの世界観を描き続けてきた。今回の個展では、その集大成ともいえる作品群が公開される。展示される絵画は、テクノロジーが人間性を侵食する現代社会への警鐘を鳴らすと同時に、どんな困難な状況でも生き抜こうとする人間の強さを表現している。

注目すべきは、今回の個展に合わせて発売される泉谷初の描き下ろしサイバーパンク漫画「ROLLING THUNDER(ローリングサンダー)」だ。音楽、俳優、そして画家と多彩な才能を持つ泉谷が、漫画というメディアを通じて自身の世界観を表現する。この作品は、泉谷ファンだけでなく、サイバーパンクジャンルのファンにとっても見逃せない一冊となりそうだ。

さらに、展示期間中の週末には特別イベントも予定されている。米原康正プロデュースによる「泉谷しげる×米原康正トーク&ライブ60分」が開催され、泉谷の芸術観や創作の裏側に迫る貴重なトークが聞けるかもしれない。

キュレーターを務める米原康正は、泉谷の作品について「計算された美しさも、なめらかな秩序もない。あるのは、剥き出しの衝動と、壊れかけた世界に対する苛烈なまでの肯定だ」と評している。この言葉からも、泉谷の作品が持つ生々しさと力強さが伝わってくる。

「サイバーパンク展」は、単なる絵画展示会ではない。それは、泉谷しげるという稀代のアーティストの魂の叫びであり、現代社会への強烈なメッセージでもある。AI時代の到来や監視社会の進行など、かつてSFが描いたディストピアが現実味を帯びる今、泉谷の作品が私たちに投げかける問いかけは、より一層重みを増しているのかもしれない。

芸術、音楽、そして人間性が交錯する「サイバーパンク展」。泉谷しげるの新たな挑戦が、どのような反響を呼ぶのか。アート界隈のみならず、幅広い層からの注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000151782.html