高校生が海洋問題に挑む!落語と研究で海を守る新プロジェクト始動


海の未来を担う高校生たちに朗報だ。一般社団法人うみ落語協会が、高校生を対象とした「高校生落語プログラム」の参加者募集を開始した。このユニークなプログラムは、日本の伝統芸能である落語と海洋環境問題を融合させた画期的な取り組みだ。
プログラムは「落語高校生コース」と「海洋高校生コース」の2つに分かれており、それぞれ5名ずつ、計10名の高校生を募集している。参加者は、プロの落語家や環境専門家の指導のもと、海洋問題をテーマにした創作落語の制作や研究発表に取り組む。
注目すべきは、このプログラムが単なる学習にとどまらず、実践的な経験を提供する点だ。参加者は5つのチームに分かれ、興味のある海洋問題をテーマに選び、落語の創作や研究を進める。そして、約半年間の準備期間を経て、11月に開催予定のお披露目イベントで成果を発表する。
プログラムのスケジュールは、オリエンテーションから始まり、テーマ決定、創作・研究、稽古・準備、中間発表を経て、最終的なお披露目イベントまで、段階的に進められる。この過程で、参加者は他校の生徒との交流や、プロからの直接指導、現地調査など、貴重な経験を積むことができる。
応募資格は、日本在住の高校生で、海洋問題に興味があり、落語の創作・披露や研究・発表に意欲的な生徒。東京での対面イベントやオンラインでの指導に参加できることが条件となる。参加費は無料で、交通費や宿泊費も支給される。
このプログラムは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施される。海洋環境の悪化という深刻な問題を、楽しく分かりやすく伝えることで、より多くの人々に「自分ごと」として捉えてもらうことを目指している。
応募締め切りは2025年5月30日。海洋問題に関心のある高校生、落語や研究発表に挑戦したい高校生にとって、またとない機会となりそうだ。詳細は公式サイトで確認できる。
海の未来を守るため、高校生たちの創造力と行動力に期待が高まる。この新しい取り組みが、海洋環境保護の新たな波を起こすことを願ってやまない。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000161057.html