舞鶴の歴史が蘇る!市民参加型音楽劇「海のその先」で平和を紡ぐ - 参加者募集中


京都府舞鶴市が、戦後80年・海外引揚開始80年を記念して、市民参加型の音楽劇「海のその先」を企画している。この舞台は、シベリア抑留からの帰還者を待ち続けた人々の想いを描いた感動的な物語だ。
舞台は舞鶴の港。戦争が終わっても帰らぬ夫を待つ女性たち、行方不明の息子を探し続ける母親、そして13年間引揚船を見守り続けてきた女性。4人の女性の想いが交錯しながら、未来へと続いていく物語が展開される。
注目すべきは、この音楽劇の構成・演出を担当するのが、国内外で活躍するオペラ歌手で女優の嶋村友美さんだということだ。嶋村さんは、その豊かな経験と感性で、観客の心に響く舞台を創り上げることで知られている。2024年にはマドリッド国際映画祭で優秀主演女優賞にノミネートされるなど、その実力は国際的にも認められている。
公演は令和7年10月12日(日)、舞鶴市総合文化会館大ホールで行われる。現在、キャストとコーラスの参加者を募集中だ。小学生以上なら誰でも参加可能で、参加費は無料。キャストは12人程度をオーディションで選考し、コーラスは80〜100人程度を募集している。
応募期間は令和7年4月24日から5月20日まで。詳細は舞鶴市のホームページで確認できる。月に2〜3回の練習を重ね、10月の本番に向けて準備を進めていく。
この音楽劇は、舞鶴の歴史を振り返り、平和の尊さを再認識する貴重な機会となるだろう。地域の歴史を知り、芸術を通じて平和への想いを共有したい方にとって、まさに見逃せないイベントと言えるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000049369.html