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82歳で小説家デビュー!人生100年時代の新たな挑戦者、その驚きの経歴とは

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報道発表
Amazonから出版した三冊(プレスリリースより)

人生100年時代と言われる今、82歳にして小説家デビューを果たした津田三紀夫氏の挑戦が話題を呼んでいる。長年のビジネス経験を活かし、経済サスペンス小説を執筆する津田氏の姿勢は、高齢者の可能性に新たな光を当てている。

津田氏は1941年東京生まれ。早稲田大学卒業後、大手生命保険会社に勤務し、理事として退社。その後、経営コンサルタントとして活躍し、スキンケア化粧品事業も手がけた多彩な経歴の持ち主だ。そんな津田氏が82歳で処女作「砂金は消えた!」を出版し、小説家としての第一歩を踏み出した。

「人生の残り20年をどう過ごすか考えた結果、小説執筆の道を選びました」と津田氏は語る。体力や脳力の衰えと向き合いながら、自身の経験を通じて時代の断片を描くことに意義を見出したという。

津田氏の小説は、戦後から現代に至る日本人の生活様式の劇的な変化を背景に、経済問題や社会現象を鋭く切り取る。「少子高齢化」や「世代間の対立」といった現代の課題にも独自の視点でアプローチし、読者に新たな気づきを与えている。

現在、津田氏はクラウドファンディングを通じて自身の作品の宣伝活動を展開中だ。CAMPFIREで実施中のプロジェクトでは、既刊小説や今後出版予定の作品、さらには小説の主人公名の命名権など、ユニークな返礼品を用意している。

「小説文化の存続に関わりたい」という津田氏の思いは、デジタル時代の出版の在り方にも及ぶ。アマゾンでの電子出版やPOD方式による紙書籍の発行など、新しい出版形態にも積極的に挑戦している。

82歳でデビューし、今なお執筆を続ける津田氏の姿は、年齢を重ねても新たな挑戦ができることを体現している。人生100年時代を生きる私たちに、生涯現役の可能性を示唆する貴重な存在と言えるだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000160621.html