若手アーティストの登竜門!「Idemitsu Art Award 2025」が6月2日から作品募集開始


出光興産株式会社が主催する「Idemitsu Art Award 2025」の作品募集が6月2日から始まる。40歳以下の若手作家を対象とした本アワードは、次世代のアーティストの発掘と育成を目的としており、1956年にシェル美術賞として創設され、2022年に現在の名称に改称された。
今回の審査員には、現代美術の分野で活躍する学芸員や作家など、新任3名を含む計5名が就任。独創的でエネルギッシュな作品の応募が期待されている。特筆すべきは、すべての応募作品を審査員が実際に目にする「現物審査」にこだわっている点だ。
応募資格は1985年4月1日以降生まれの方。募集作品は平面作品で、2023年以降に制作され、他の公募展等で入選していないものに限る。サイズは162.0cm×162.0cm(S100号)以内、厚さ15cm以内、重量30kg以内となっている。
賞金総額は400万円以上で、グランプリには300万円が贈られる。また、審査員賞5点(各30万円)、学生特別賞1~2点(各10万円)、入選40~50点、オーディエンス賞1点が設けられている。
エントリー期間は6月2日から7月31日まで。作品の搬入は8月下旬に行われ、12月10日から22日まで国立新美術館で展覧会が開催される予定だ。
出光興産は「文化」を企業市民活動の軸の一つと位置付けており、今後も芸術分野を担う人々の創造と挑戦、そして成長のエネルギーを支え続けるとしている。若手アーティストにとって、自身の作品を広く世に問う絶好の機会となるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000567.000023740.html