公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

中国トップ女優ファン・ビンビン、日本の伝統工芸「東京銀器」で魅せる!20代日本人デザイナーが衣装とアクセサリーを担当

タグ
デザイン
ジュエリー・アパレル・ファッションデザイン
報道発表
ファン・ビンビン氏の衣装・アクセサリーを、e-moer共同代表、「MAQUINN(マックイーン)」の渡邊成が手掛ける(プレスリリースより)

中国を代表する女優ファン・ビンビン氏が、日本の伝統工芸「東京銀器」の技術を活かしたアクセサリーと衣装で、中国の著名ファッション誌「F」に登場した。この衣装とアクセサリーを手掛けたのは、わずか20代の日本人デザイナー、渡邊成氏だ。

渡邊氏は、「日本の伝統工芸を未来へ紡ぐ」をミッションに掲げる株式会社e-moer(イーモア)の共同代表であり、オートクチュールブランド「MAQUINN(マックイーン)」の日本代表も務める。今回、ファン・ビンビン氏のために、MAQUINNの衣装とe-moerのオリジナルアクセサリーをデザインした。

「中国の著名なファッション誌で、日本人が、さらに20代で衣装やアクセサリーを担当しているのは他にいないと聞いています」と渡邊氏は語る。「私が成し遂げたいことは、日本の伝統工芸、銀師(しろがねし)の仕事を世界に伝えること。その想いがMAQUINNにも認められ、結果、ファン・ビンビンさんの衣装とアクセサリーを担当できるなんて夢にも思いませんでした」

e-moerは、江戸末期から続く「銀師(しろがねし)」の技術を持つ日伸貴金属と協業し、伝統技術を現代デザインに融合させている。今回のファン・ビンビン氏のアクセサリーも、この東京銀器の伝統技術によるものだ。

日伸貴金属の銀師・上川宗光氏は、「若いデザイナーの感性と融合しながら、私たちの伝統工芸を受け継いでいけたら」と期待を寄せる。後継者不足や職人の高齢化が課題となる中、若い世代との協業は伝統工芸の未来にとって重要な取り組みだ。

e-moerは今後、国内外での販売拠点拡大やオンライン販売の強化を計画している。「シーシャ」(マウスピース)など、若い世代や中東の人々に人気の商品を通じて、日本の伝統工芸をグローバルに展開する意欲を見せている。

日本の伝統工芸が世界的セレブリティの手によって輝きを放つ。この取り組みが、日本の匠の技術を世界に広め、新たな可能性を切り開くきっかけとなるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000143897.html