次世代の映画監督を発掘!ndjc2025が長編映画企画・脚本開発サポートの参加者を募集


映画界に新たな風を吹き込む若手映画作家の育成プロジェクト「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2025」が、長編映画の企画・脚本開発サポートの参加者を募集している。このプロジェクトは、文化庁が主催し、映像産業振興機構(VIPO)が運営する人材育成事業だ。
今年で4回目を迎える「長編映画の企画・脚本開発サポート」では、才能ある若手作家に対し、オリジナル長編映画の企画・脚本開発およびパイロット映像制作のサポートを行う。さらに、映画製作者に向けたプレゼンテーションの機会も提供される。このプログラムは、商業長編映画監督として必要な知識や視点を身に付け、クオリティと実現可能性の高い企画・脚本開発を目指している。
応募資格は、日本国籍または日本の永住資格を有し、長編映画監督経験者またはndjc製作実地研修参加者であることが条件だ。既にプロデューサーと企画を検討している場合も応募可能だが、育成対象は監督のみとなる。応募締切は2025年6月30日(月)12:00正午までとなっている。
選考を通過した参加者は、2025年10月から2026年3月までの研修に参加することになる。研修では、脚本開発やパイロット映像制作など、実践的なプログラムが用意されている。講師陣には、『ちはやふる』シリーズで知られる小泉徳宏監督や、数々のヒット作を手がけたプロデューサーの巣立恭平氏が名を連ねており、業界のトップクリエイターから直接指導を受けられる貴重な機会となっている。
ndjcの過去の実績も注目に値する。2022年度の開発作品『白の花実』が香港国際映画祭併設の企画マーケットで賞を受賞し、2023年度制作のパイロット映像『街に溶ける』が大阪アジアン映画祭に入選するなど、着実に成果を上げている。
映画製作の夢を持つ若手クリエイターにとって、このプロジェクトは大きなチャンスとなるだろう。次世代の日本映画を担う才能がここから生まれることに、業界関係者からも期待が寄せられている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000103029.html