島根発の野心作!人魚映画「男人魚」が世界進出へ、TSKさんいん中央テレビが仕掛ける"ドーパミン"企画


地方局の枠を超えた野心的なプロジェクトが、日本のコンテンツ業界に新たな波紋を広げている。島根県の地方局TSKさんいん中央テレビが主催する「DOPAMINE(ドーパミン)」プロジェクトが、第1期の最優秀企画を決定。500を超える応募の中から選ばれたのは、イリエナナコ氏による映画企画「男人魚」だ。
「男人魚」は、そのタイトルからも想像できるユニークな設定が話題を呼んでいる。イリエナナコ氏は東京都出身のフリーランスクリエイターで、広告業界での経験を活かしながら、映画製作や絵画制作など多岐にわたる活動を展開。「奇妙だけど奇をてらわない、真摯な作品」を目指すという彼女の言葉に、業界関係者からも期待の声が上がっている。
DOPAMINEプロジェクトの特徴は、その大胆な支援体制にある。最優秀企画には最大2000万円の制作予算と100万円の賞金が用意され、TSKさんいん中央テレビが全面的にバックアップする。地方局がここまで本気で取り組むコンテンツ開発は異例だ。
さらに注目すべきは、このプロジェクトが日本国内にとどまらず、世界市場を視野に入れている点だ。グローバル展開を見据えたコンテンツ制作は、日本の文化発信力強化にも一役買うことが期待される。
そして、プロジェクトの勢いは止まらない。第1期の成功を受けて、早くも第2期の実施が決定。2025年10月から応募受付が始まり、2026年には新たな野心作が世に送り出される予定だ。
DOPAMINEという名前には、新しい刺激や感動によって分泌が促進される脳内物質にちなんだ意味が込められている。このプロジェクトが、日本のコンテンツ業界に新たな興奮と喜びをもたらすことは間違いないだろう。地方発の挑戦が、日本のクリエイティブシーンにどのような化学反応を起こすのか。「男人魚」の完成予定である2026年に向けて、業界の注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000086416.html