細胞をアートで学ぶ!子供向け無料ワークショップが新宿で開催、参加者募集中


細胞の世界をアートの視点から楽しく学べる「細胞アート展」が、2025年6月29日に東京・新宿の京王プラザホテルで開催されることが決定した。日本臨床細胞学会が主催するこのイベントは、小学生から高校生を対象とした無料の体験型ワークショップだ。
参加者は、自分自身の細胞を顕微鏡で観察しながら細胞診の仕組みを体験できる。さらに、細胞診専門医や細胞検査士の仕事についても学ぶことができるという。ワークショップの他にも、顕微鏡で撮影された細胞の写真をアート作品として展示する写真展も同時開催される。
「細胞診」は、患者の負担が少なく、がんの早期発見や治療に貢献する重要な検査方法だ。特に高齢化が進む現代社会において、その重要性はますます高まっている。このワークショップは、次世代を担う若者たちに細胞診の魅力と重要性を伝える貴重な機会となりそうだ。
昨年開催された同イベントでは、「自分の細胞が観られて楽しかった」「理系の道に興味を持つきっかけになった」など、参加者から好評の声が多く寄せられた。今回のワークショップも、科学への興味を刺激する内容になることが期待される。
参加希望者は5月30日までに専用フォームから申し込む必要がある。定員を超えた場合は抽選となるが、結果は6月上旬に応募者全員に通知される。また、昨年の落選者には優先的に申込みの案内が送られているという。
細胞の不思議な世界を探検してみたい子供たちにとって、またとない機会となりそうだ。夏休み前の週末、新宿で行われるこのユニークなワークショップに参加して、ミクロの世界の魅力に触れてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000139559.html