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現代美術と伝統工芸の融合!加藤泉×千總のコラボ展が話題沸騰中

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
展覧会カタログ 表紙/見開きイメージ ©2025 Izumi Kato × CHISO(プレスリリースより)

京都の老舗呉服店・千總が、現代美術家・加藤泉とのコラボレーション展「加藤泉×千總:絵と着物」を開催し、美術界で大きな反響を呼んでいる。470年の歴史を誇る千總と、独特の「人型」モチーフで知られる加藤泉のタッグが生み出した作品群は、伝統と革新の見事な融合を体現している。

展示では、加藤のスケッチをもとに制作された20点以上の作品が並ぶ。特筆すべきは、加藤自身が京都の職人たちと共に友禅染めの技法で「人型」モチーフを描いたことだ。千總の長い歴史の中でも、友禅職人以外が着物生地に直接染色を施すのは極めて珍しい試みだという。

この画期的な展覧会を記念し、待望のカタログも発売される。作品写真はもちろん、制作過程の詳細な記録や加藤本人と千總社長との対談も収録されており、「伝統とは、守ることでなく創ること」という千總のモットーが凝縮された一冊となっている。

さらに、展覧会オリジナルグッズとして「バンダナふくさ」が新たに登場。加藤のドローイングをデザインに取り入れたこのアイテムは、着物用としての品質基準は満たさなかったものの、アート作品としての魅力は十分。他にも「おじゃみ」や「うちわ」など、遊び心あふれるグッズが数量限定で販売されている。

「加藤泉×千總:絵と着物」展は、9月2日まで千總ギャラリーにて開催中。入場は無料だが、人気のため混雑が予想される。現代アートと日本の伝統工芸の融合を体感できる貴重な機会を、見逃さないようにしよう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000060799.html