写真の常識を覆す!アーティスト澄毅の個展「concorde」が青山で開催


写真芸術の新たな地平を切り開くアーティスト、澄毅(すみたけし)の個展「concorde」が、2025年2月21日から3月8日まで青山のGARDE Galleryで開催される。NPO青山デザインフォーラム(ADF)が主催する「ADF Art Gallery Project」の第33回目を飾る本展は、写真という媒体の可能性を大胆に探求する注目の展覧会だ。
「concorde」とはフランス語で「調和」を意味する。澄は、写真に刺繍を施したり、穴を開けて光を通したり、スリットを入れるなど、独自の手法で写真と被写体の関係性を再構築する。これらのアナログな技法は、「撮る側」と「撮られる側」の非対称な関係を乗り越え、新たな調和を生み出す試みだ。
1981年京都生まれの澄は、明治大学文学部卒業後、多摩美術大学情報デザイン学科を修了。「見える先の世界を見出す」をテーマに、身体的感覚を重視した作品制作を行ってきた。その独特な表現は国内外で高く評価され、パリのagnès b.コレクションにも収蔵されている。
本展では、写真作品にとどまらず多角的な構成で「調和」というテーマを探究する。観る者の意識と無意識の両方に働きかける澄の作品は、写真芸術の新たな可能性を示唆している。芸術愛好家はもちろん、写真や現代アートに興味のある方にとって、見逃せない機会となるだろう。
入場は無料。会期中は11:00から18:00まで開場している(日祝休み)。また、作品の販売も予定されており、詳細はADFの公式サイトで確認できる。写真の常識を覆す澄毅の世界観を、ぜひ会場で体感してほしい。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000039033.html