東京発、次世代ファッションデザイナーを発掘!世界に羽ばたく若手育成コンクールが開催


東京都が主催する2つの注目すべきファッションコンクール「Next Fashion Designer of Tokyo 2026」と「Sustainable Fashion Design Award 2026」の開催が発表された。これらのコンクールは、東京をパリやミラノと並ぶファッションの中心地に押し上げることを目指し、次世代のファッションデザイナーを発掘・育成する画期的な取り組みだ。
「Next Fashion Designer of Tokyo 2026」は、都内在住または在学中の学生を対象としたコンクールで、フリー部門とインクルーシブデザイン部門がある。一方、「Sustainable Fashion Design Award 2026」は、着物の生地などを活用した新たな作品を世界に発信することを目的とし、ウェア部門とファッショングッズ部門で構成されている。
両コンクールの特筆すべき点は、単なる順位付けに留まらず、世界で活躍できる人材の育成に重点を置いていることだ。一次審査通過者には、プロによるアドバイスやワークショップ、世界的デザイナーとの交流機会が提供される。さらに、二次審査通過者には商品化体験やプロモーション体験の機会も用意されている。
審査員には、東京藝術大学長の日比野克彦氏をはじめ、パリコレクションで活躍するANREALAGEの森永邦彦氏、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン・ジャパン合同会社社長のノルベール・ルレ氏など、ファッション界の第一線で活躍する面々が名を連ねている。
受賞者には最大100万円の賞金のほか、都内商業施設での展示機会、創業・ブランド立ち上げのサポート、さらにはパリファッションウィークでの発表機会まで提供される。応募締切は2025年7月18日。次世代のファッションを担う若手デザイナーの登場に、業界の期待が高まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000162835.html