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大阪の街がアートに染まる!ルクア大阪で「思弁的な音楽/物語派」展が開催中

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報道発表
5月作品:「調和する真空」(x0o0x_×佐久間洋司)より(プレスリリースより)

大阪の街が現代アートの熱気に包まれている。Study:大阪関西国際芸術祭2025の公式プログラムの一環として、ルクア大阪で「思弁的な音楽/物語派」展が開催中だ。この展示は、佐久間洋司氏がキュレーションを手掛け、インターネットカルチャーの担い手たちと共に、社会に行動変容をもたらす新しいアートの形を模索している。

現在公開中の作品は、x0o0x_と佐久間洋司による「調和する真空」。この作品は、存在しないもので囲まれた音楽の存在感を感じさせる斬新なインスタレーションだ。また、sekaiと原口沙輔による「アイノムジカ」も展示されており、人間が作った愛のある音楽とAIが作った音楽の違いを探る興味深い作品となっている。

本展示は、2025年10月13日まで開催される大規模な国際アートフェスティバルの一部だ。大阪・関西万博と連動し、大阪の各地で展開される本芸術祭は、「アート×ヒト×社会の関係をStudyする」をコンセプトに掲げている。特に注目すべきは、「ソーシャルインパクト」をテーマに、6つの章に分けて構成された展示だ。

佐久間洋司氏は、「インスタントな刺激が社会を席巻する中で、現代アートが若者や大衆への影響力を失いつつある。そんな時代に、依然としてクリエイティブな影響力を発揮し続けているインターネット音楽の担い手たちと共に、社会における意識変革、行動変容を促すようなエンターテイメントを設計することが、新しいアートの価値になる」と語っている。

本展示は6月末まで開催されるが、7月以降も新たな作品が順次公開される予定だ。さらに、2025年9月にはルクア大阪内「ルクアホール」にて、本プロジェクトの集大成となる企画展の開催も決定している。アートファンはもちろん、音楽やインターネットカルチャーに興味がある人にとっても、見逃せない展示となりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000028825.html