ユニクロ×テート美術館コラボ!世界中から集まった「遊び心」溢れるTシャツデザインが7月末発売


ユニクロが主催する世界規模のTシャツデザインコンペ「UT GRAND PRIX 2025(UTGP2025)」の受賞作品が決定した。テーマは「未来を創る "CREATE THE FUTURE"」。約1万件の応募の中から選ばれた5作品が、7月末からユニクロ店舗やオンラインストアで販売される。
大賞に輝いたのは、英国のメルヴィン・ギャラポン氏による「FUTURE NOW」。1980年代のビデオゲームからインスピレーションを得た、SF感溢れる近未来的なデザインだ。テート賞には日本の髙橋成道氏の「Eternal Bloom」が選出。ゴッホの影響を受けつつ、子どもが描いた花をモチーフにした作品で、芸術の永遠性と新たな可能性を表現している。
ユニクロ賞を受賞したのは韓国のアン・ドウン氏。「The pizza I want to eat」というユニークな作品で、ピザが食べたくなった瞬間の心情を視覚化している。その他の入賞作品には、日本の「cactus_」氏による「本を読むおばけ」や、英国のソフィー・ノーマン氏の「TETRALAND」がある。
審査員を務めたテート美術館副館長のカリン・ヒンズボー氏は、「テーマを体現し、芸術の永遠性を尊重しながら新たな可能性を探求するクリエイティブな遊び心を感じさせる作品が選ばれた」とコメント。UTクリエイティブ・ディレクターの河村康輔氏も、「難しいテーマにも関わらず、感性溢れる多くの作品が届いた」と評価している。
さらに、テート・モダン内に期間限定でユニクロのポップアップストア「Uniqlo Tate Shop, Art For All」がオープン。5月5日から9月16日まで、UTme!ブースや刺繍サービスなども楽しめる。ユニクロとテート美術館は2029年までパートナーシップを延長し、ファミリー向けワークショッププログラム「UNIQLO Tate Play」なども継続して開催する予定だ。
ユニクロの「Art for All」の理念のもと、世界有数の美術館との協力を通じて、アートをより身近に楽しめる機会を提供し続けている。今回のコラボレーションTシャツは、アートと日常をつなぐ新たな試みとして注目を集めそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000079.000076227.html