京都芸術大学の才能が集結!髙島屋大阪店で140点の作品展「CAPS 2025」開催


京都芸術大学の大学院生、卒業生、教員ら48名のアーティストによる約140点の作品が一堂に会する「CAPS 2025展」が、5月28日から髙島屋大阪店で開催される。この展示会は、京都芸術大学大学院芸術専攻芸術実践領域(CAPS:Contemporary Art Practice)に関わるアーティストたちの多彩な表現を紹介する貴重な機会だ。
展示は髙島屋大阪店の1階から7階まで、各フロアの特性を活かしながら展開される。1階のグッドショックプレイスでは、石彫刻や陶器、動く彫刻が空間に立体的なリズムを生み出す。2階では鉄の彫刻が人々の動きに応じて表情を変える動的な空間を創出。3階と6階のローズパティオでは、陶芸、映像、藍染、花を用いた作品など、多様な素材と技法による表現が楽しめる。
注目すべきは、初日の5月28日に開催されるワークショップだ。名和晃平や鬼頭健吾らによる「夢の耳」では、参加者が自身の「恥ずかしい夢」を陶土で作った耳に語りかける。また、「空の香」では来場者が水を吹きかけることで作品に参加できる。さらに「ドリンクアンドドロー」では、音楽が流れる中でコンテンポラリーダンサーをモデルにクロッキーを楽しむことができる。
本展は、京都芸術大学の「藝術立国」という教育目標を体現するものだ。社会と芸術の関わりを重視し、多様な表現を通じて社会に必要な力を育成する同大学の取り組みが、この展示会に凝縮されている。芸術を学んだ学生たちが、どのように社会を変える力を持つのか、その可能性を垣間見ることができるだろう。
「CAPS 2025展」は6月10日まで開催される。入場は無料で、営業時間は10:00から20:00まで(7階のみ19:00まで)。アートに興味がある人はもちろん、若い才能の息吹を感じたい人にもおすすめの展示会だ。京都から大阪へと広がる新しいアートの潮流を、ぜひ自分の目で確かめてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000563.000026069.html