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横浜の街がアートギャラリーに!若手クリエイター支援プログラム「PUSH FOR CREATION」が新たな展開

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

横浜市保土ヶ谷区のクリエイター向けコワーキングスペース「PILE」が、次世代アーティストのための創作活動サポートプログラム「PUSH FOR CREATION(P4C)2025」の開催を発表した。このプログラムは、若手クリエイターやアーティストを目指す人々に、制作環境の提供から展示機会の創出まで、包括的な支援を行うものだ。

P4Cの特徴は、単なる制作支援にとどまらない点にある。参加者には、PILEの施設を無償で利用できる創作環境が提供されるほか、相鉄線天王町駅から星川駅間で開催される「保土ケ谷 高架下ART LINE 2025」というパブリックアート展での展示機会が与えられる。さらに、横浜エリアを中心としたアート・クリエイティブ分野の人々とのネットワーク構築の場も用意される。

募集カテゴリーは写真家(1~2名)とグラフィックデザイナー/イラストレーター(1~2名)。応募締め切りは2025年7月18日で、厳正な審査を経て7月28日に参加アーティストが決定する。選ばれたアーティストは、8月から約3ヶ月間の制作期間を経て、10月31日から11月30日まで開催される展覧会で作品を発表する。

このプログラムの背景には、PILEが掲げる「新たな創造のための、自由な協働空間」というコンセプトがある。個の時代と言われる現代において、クリエイターの活動拡大には作品の質だけでなく、多様な個人との有機的な繋がりが不可欠だという考えが根底にある。

「保土ケ谷 高架下ART LINE」は、相鉄線の高架下やビル壁面を活用し、日常の中でアートに触れる機会を創出する。これにより、地域に新たな視点と価値をもたらし、横浜・保土ヶ谷から文化と芸術を発信する場としての成長が期待される。

PILEは単なるワークスペースを超え、アート・ファブリケーション機能や、クリエイティブ・プロジェクトの発信、アート・レーベルの運営など、多角的な展開を目指している。この「PUSH FOR CREATION」プログラムを通じて、横浜の街全体がアートギャラリーとなり、新たな才能の発掘と育成の場となることが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000015624.html