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魂宿る木彫り仏像300体が集結!「現代の大佛師」松本明慶の技が上野に降臨

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アート・絵画・工芸
彫刻・オブジェ
報道発表
プレスリリースより

運慶・快慶の流れをくむ「現代の大佛師」として知られる松本明慶氏の作品展が、松坂屋上野店で開催される。「大佛師 松本明慶工房 仏像彫刻展 ~運慶の流れをくむ心と技~」と題された本展では、息をのむほど精緻を極めた魂宿る木彫り仏像三百余体が一堂に会する。

京都生まれの松本氏は、17歳で佛師の道を志してから60年以上のキャリアを持つ。現在は京都大原野で日々仏像を彫り続け、現代を生きる人々の光明となるべく精進を重ねている。2024年には大本山増上寺の開宗850年御忌大会で徳川家康公像を制作するなど、その活躍は留まるところを知らない。

展示される作品は、毘沙門天や普賢菩薩、大黒天、十一面千手観音菩薩など、多岐にわたる。楠や白檀、沈香といった貴重な木材を用い、截金や彩色を施した仏像は、まさに匠の技の結晶だ。特筆すべきは、携帯に便利な「香合仏」。生まれ年の干支に因んだ守護仏や信仰する仏様を、わずか6センチの香合の中に精巧に彫り込んでいる。

会期中は松本明慶工房のスタッフが常駐し、展示品の説明はもちろん、特別注文や古い仏像の修理・修復の相談にも応じる。仏像愛好家はもちろん、日本の伝統工芸に興味がある方にとっても、見逃せない機会となりそうだ。

「大佛師 松本明慶工房 仏像彫刻展」は、2025年6月4日から10日まで、松坂屋上野店6階催事場で開催される。入場は無料。営業時間は10時から18時30分まで(最終日は17時閉場)。日本の伝統と現代の技が融合した、魂揺さぶる仏像の世界を体験してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002245.000005342.html