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【ペンギン愛好家必見】世界18種の野生ペンギンを追った究極の写真集、その舞台裏とは

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報道発表
『世界のペンギン』書影(プレスリリースより)

ペンギン好きの皆さん、朗報です。グラフィック社から、世界中の野生ペンギンを網羅した究極の一冊『世界のペンギン 18種類の野生ペンギンと出会う旅』が2025年6月に発売されることが決定しました。

本書は、一人の女性カメラマンが世界中のペンギンを追い求めた壮大な旅の記録です。ガラパゴス諸島から南極大陸まで、地球上に存在する全18種のペンギンを生息地で撮影。各種ペンギンの特徴や生態を、貴重な写真とともに詳細に紹介しています。

著者のアーシュラ・クレア・フランクリンさんは、最愛の夫を亡くした後、心の再生と癒やしを求めてこの旅に出たそうです。「わたしは愛する夫の死後、心の再生と癒やしを求めてペンギンに出会う旅に出たのです」と語るフランクリンさん。その優しい眼差しで捉えたペンギンたちの姿は、読者の心に深く響くことでしょう。

本書では、ケープペンギンやマゼランペンギンなどの帯模様のあるペンギン、ヒゲペンギンなどの尾羽の長いペンギン、さらには大型のコウテイペンギンやオウサマペンギンまで、多様なペンギンたちの姿が収められています。各種ペンギンの特徴や繁殖行動、直面している脅威などが、著者のコメントを交えて紹介されています。

特筆すべきは、その圧巻の写真の数々です。よちよち歩きで採餌から戻ってくるミナミイワトペンギンの愛らしい姿や、極寒の中で9週間も卵を温め続けるコウテイペンギンの健気な様子、伸びあがって上を向いてアピールするオウサマペンギンの求愛行動など、躍動感あふれる瞬間が見事に捉えられています。

本書は単なる写真集ではありません。気候変動や人間活動がペンギンたちに与える影響にも言及しており、ペンギンの魅力と同時に、地球環境の現状についても読者に問いかけています。

ペンギン研究の第一人者である上田一生氏が監修を務めており、学術的な正確性も担保されています。A4変型で総240ページという大ボリュームで、定価は3,190円(税込)。ペンギン愛好家はもちろん、自然写真や野生動物に興味がある方にとっても、まさに必携の一冊と言えるでしょう。

世界中のペンギンたちとの出会いを通じて、著者が見出した癒しと再生の物語。そして、地球の辺境に生きる愛らしいペンギンたちの姿。この珠玉の一冊を手に取れば、きっと読者の皆さんの心にも、温かな光が差し込むことでしょう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000547.000084584.html