伊丹市と大阪芸術大学短期大学部が手を組む!文化芸術で地域を活性化、次世代の人材育成にも期待


兵庫県伊丹市と大阪芸術大学短期大学部が、文化芸術を通じた地域活性化と人材育成を目指し、連携協定を締結した。この協定により、両者は「活力のある地域社会の実現」と「次世代を担う人材の育成」に向けて、さまざまな取り組みを強化していく。
締結式は2025年5月20日に伊丹市役所で行われ、大阪芸術大学短期大学部の塚本英邦学長と伊丹市の中田慎也市長が出席した。注目すべきは、この締結式にメディア・芸術学科の学生たちも参加し、現場での撮影や取材を通じて実践的な学びを体験したことだ。
大阪芸術大学短期大学部は、これまでも地域とのつながりを大切にしながら、芸術文化に関する教育・研究に取り組んできた。一方、伊丹市は2024年10月に策定した文化振興ビジョンで、「出会いと対話と文化芸術と。なにかが起こる、わたしのまち」を掲げている。両者の理念が合致し、今回の連携協定締結につながった。
この協定を通じて、伊丹市民が気軽に芸術に触れる機会の創出や、地域住民と学生が共に参加できる創作活動の支援、多様な表現を発信する場の提供などが計画されている。また、公益財団法人いたみ文化・スポーツ財団との協働も予定されており、市と大学がそれぞれの資源やノウハウを活かした取り組みが期待される。
塚本英邦学長は「実践・実習を学びの根幹とし、総合芸術短大である本学において地域と密着した活動は大変有意義です」とコメント。中田慎也市長も「大阪芸術大学短期大学部との連携により、文化芸術に触れる機会を創出し、交流が生まれることはまちづくり、そして人づくりに大きなプラスになる」と期待を寄せている。
今回の連携協定は、文化芸術を通じた地域活性化と人材育成の新たな可能性を示すものとして注目される。伊丹市と大阪芸術大学短期大学部の協力が、どのような成果を生み出すのか、今後の展開が楽しみだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000044215.html