現代詩壇で最も注目を集める向坂くじらが、初の展示会「詩人・向坂くじら展 アイムホーム」を開催する。2025年6月20日から29日まで、東京・代官山のDAIKANYAMA GARAGEにて行われるこの展示会は、「家」をテーマにした斬新なインスタレーション作品となっている。

向坂くじらは、詩、エッセイ、小説など多岐にわたる分野で活躍し、デビューから2作連続で芥川賞にノミネートされた実力派作家だ。今回の展示では、リアルな生活空間を再現した「家」の中に詩を配置。来場者は冷蔵庫やカーテンレール、洗濯機などの日用品に触れながら、そこに宿る詩を体験できる。これまでにない没入型の詩の世界が楽しめそうだ。

展示会に合わせて、関連イベントも多数開催される。6月20日には詩集『アイムホーム』の先行販売とサイン会、21日にはAnti-Trenchによるライブパフォーマンス、22日には写真家・細川葉子とのトークセッションが予定されている。詩の新しい楽しみ方を提案する本展は、文学ファンだけでなく、アート愛好家にも注目の的となりそうだ。

入場料は1,200円（税込）。チケットは公式サイトで販売中だ。また、展示会の様子や限定グッズの情報は、公式SNS（X、Instagram）で随時更新される予定なので、フォローしておくと良いだろう。

向坂くじらは1994年名古屋生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、2022年に埼玉県桶川市で「国語教室ことぱ舎」を設立。小説『いなくなくならなくならないで』や詩集『とても小さな理解のための』など、多くの著書を持つ。その独特の言葉遣いと表現力で、若い世代を中心に熱烈な支持を集めている。

言葉の魔術師・向坂くじらが創り出す、新しい詩の体験。この機会に、日常に潜む詩的瞬間を見つけに行ってみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000122638.html