花の世界に新たな風を吹き込む、世界的フラワーアーティスト赤井勝氏の初の作品集が、2025年6月23日に発売されることが明らかになった。『時静　花人 赤井勝のせかい　Bloom Infinity The Artistry of Masaru Akai』と題されたこの作品集は、赤井氏の独創的な「装花」の世界を余すところなく伝える、待望の一冊だ。

赤井氏は、花を「装うもの」と捉え、独自のジャンル「装花」を確立した革新的なアーティストである。ローマ法王へのブーケ献上や北海道洞爺湖サミットでの装花など、世界規模のイベントで活躍してきた彼の作品は、見る者の心を揺さぶり、瞬間の美を永遠の記憶へと昇華させる力を持つ。

本作品集には、過去の作品から最新作まで、68点の赤井氏の作品が収録されている。A4サイズの上製本として仕立てられた本書では、咲き誇る華やかさ、散りゆく儚さ、静寂の中に宿る躍動感など、赤井氏の大胆かつ繊細な感性が生み出す独創的な作品のイメージを存分に堪能できる。

特筆すべきは、コロナ禍以降に赤井氏が取り組んできた、自ら生けた作品を写真で残すプロジェクトの成果が盛り込まれていることだ。カラー作品だけでなく、モノクロ作品も掲載されており、赤井氏の多面的な魅力が伝わる内容となっている。

本書は、赤井勝ファンはもちろん、花に興味がある人、フラワーデザインが好きな人、芸術やアートを愛する人にとって、まさに必携の一冊と言えるだろう。ページをめくるたびに、赤井氏の作品が放つエネルギーや生命の輝きを感じ取ることができる。

1965年大阪生まれの赤井氏は、自身を「花人（かじん）」と称し、花という素材を通して心を伝えることを使命としている。在日各国大使夫人へのフラワーレッスンや、伊勢神宮式年遷宮の献花奉納など、その活動は多岐にわたる。

『時静　花人 赤井勝のせかい　Bloom Infinity The Artistry of Masaru Akai』は、定価8,800円（税込）。花の魅力を再発見し、心に潤いをもたらす一冊として、多くの人々の手に届くことが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006695.000005875.html