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「木彫フォークアートおおや」存続の危機!兵庫県養父市が寄付募集で文化継承に挑む

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彫刻・オブジェ
報道発表
プレスリリースより

兵庫県養父市の伝統文化「木彫フォークアートおおや」が存続の危機に直面している。この状況を打開するため、養父市とふるさと納税ポータルサイト「さとふる」が手を組み、クラウドファンディング型ふるさと納税を活用した支援プロジェクトを立ち上げた。

「若手木彫作家を応援! 養父市だけの木彫コンクールを守りたい!」と題された本プロジェクトは、2025年6月27日から9月30日までの期間で300万円の寄付金募集を目指す。木彫フォークアートおおやは、全国の木彫作家が腕を競う公募展として31回の歴史を誇る。受賞作品は養父市が買い取り、専門の「木彫展示館」で展示されるなど、地域の文化振興に大きな役割を果たしてきた。

養父市は「何事も『続ける』ことの難しさを実感している」としながらも、「文化の火を絶やさず、35回、40回、そして50回へ」と意気込みを語る。この取り組みは、地域文化の継承と若手作家の育成という二つの側面から注目を集めている。

さとふるのクラウドファンディングサイトでは、寄付者が具体的な使途を選択でき、応援メッセージの投稿や寄付金額の確認も可能だ。また、CAMPFIREとの業務提携により、両サイトからの寄付が受け付けられる。

地方の伝統文化が存続の危機に瀕する中、このような取り組みは新たな文化支援のモデルケースとなる可能性を秘めている。ふるさと納税制度を活用した創造的な地域活性化策として、今後の展開が注目される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001039.000025119.html