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がん患者の生活を支える!医師と運動指導士が伝授する「体調記録」と「運動」のコツ

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報道発表
プレスリリースより

がん治療中の患者さんやそのご家族にとって、日々の体調管理や適切な運動は非常に重要です。しかし、多くの方が「医師に上手く体調を伝えられない」「運動をどう始めればいいかわからない」といった悩みを抱えています。そんな方々に朗報です!

株式会社DUMSCOが開催した「がん支えあいの日」に先立つオンラインセミナーで、京都大学大学院医学研究科の東山希実先生と、がん専門運動指導士の石野田神さんが、実践的なアドバイスを提供しました。

東山先生は、診察時に「伝わる」体調記録のコツとして、以下の3点を強調しました:

  1. 一番つらい症状をメモの先頭に書く
  2. 「いつ・どこで・どのように・どれくらい」を意識して伝える
  3. グラフや写真を活用して「見える化」する

これらのポイントを押さえることで、限られた診察時間内でも効果的に情報を共有できるそうです。また、DUMSCOが開発したアプリ「ハカルテ」を活用すれば、こうした記録をより簡単に管理できるとのこと。

一方、石野田さんは、がん治療中でも無理なく続けられる運動のコツについて解説しました。特に注目すべきは、「がっつりした運動でなくてもOK」という点。日常生活の中で少しずつ体を動かすことから始め、徐々に活動量を増やしていくアプローチを推奨しています。

例えば、テレビを見ながら腕を動かしたり、階段を使ったりするなど、「ながら運動」を取り入れるのがおすすめだそうです。また、外出して散歩するなど、身体だけでなく心にも良い影響を与える活動も大切だと強調されました。

このセミナーを通じて、多くの参加者が「医師の目線がわかってよかった」「今後の診察時の伝え方の参考になった」と感想を述べています。がん治療中の方々にとって、日々の小さな工夫が大きな変化をもたらす可能性があることが示されました。

がん患者さんやそのご家族の方々、そして医療関係者の皆さまにとって、このような実践的な情報は非常に価値があります。DUMSCOの「ハカルテ」アプリも、こうした日々の体調管理や医療者とのコミュニケーションをサポートする強力なツールとなりそうです。

がんと向き合う生活の質を高めるために、体調記録と適度な運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。小さな一歩が、大きな変化につながるかもしれません。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000045932.html