全国95自治体の花火大会を守れ!キリンビールと東急ホテルズが手を組んだ「晴れ風ACTION」の新展開


日本の夏の風物詩である花火大会が、全国各地で存続の危機に直面している。物価高騰による運営コストの増加や警備体制強化に伴う負担増など、様々な要因で中止や規模縮小を余儀なくされるケースが相次いでいるのだ。
そんな中、キリンビール株式会社が展開する「晴れ風ACTION」が、花火大会存続のための支援の輪を広げている。この度、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社との協働を開始し、全国22ホテルの宴会場で「キリンビール 晴れ風」を提供する特別キャンペーンを実施することが発表された。
このキャンペーンでは、宴会場で「晴れ風」中びんを注文すると、1本あたり0.8円が東急ホテルズから追加で寄付される仕組みだ。集まった寄付金は、全国の支援先自治体の花火大会へと届けられる。まさに、ホテルでの一杯が花火大会の未来を支える一助となるのだ。
さらに、2025年夏の花火大会における「晴れ風ACTION」の支援先も、昨年の2倍となる95自治体に拡大された。これは全国47都道府県から各2自治体を選出し、さらに能登半島地震と豪雨災害の被害が大きかった石川県からは3自治体を選出した結果だ。
「晴れ風ACTION」は、「晴れ風」の売上の一部を活用して行われている。350ml缶1本につき0.5円、500ml缶と中びん1本につき0.8円、3Lペットボトル1本につき4.8円が自動的に寄付される仕組みだ。さらに、商品に印字された二次元コードから専用サイトにアクセスすると、1日1回0.5円分の"晴れ風コイン"が無料で付与され、応援したい自治体を選んで寄付することも可能だ。
日本の夏の夜空を彩る花火。その美しい光景を未来に残すため、キリンビールの「晴れ風ACTION」は、地域や企業、生活者と共に支援の輪を広げている。ビールを楽しみながら、日本の伝統文化を守る。そんな新しい形の社会貢献の輪が、今、静かに広がりつつある。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000138083.html